『赤いろうそくと人魚/小川未明』あらすじと読書感想文|怖い結末や読みどころも解説

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『赤いろうそくと人魚』のあらすじや読みどころを紹介します。

『赤いろうそくと人魚』は、日本児童文学の父とも呼ばれる小川未明が描いた創作童話。

人間の優しさを信じ、娘を人間の世界へ送り出した母人魚。
しかし、ろうそく屋の老夫婦に育てられた娘は、人間の欲によって裏切られてしまいます。

この記事では、『赤いろうそくと人魚』のあらすじや魅力を解説したうえで、AI・ジューイと運営者ゆーじの読書感想文を紹介します。

読書感想文の参考にしたい人はもちろん、「どんな物語なのか知りたい」という人も、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を読む前に作品をチェックしたい方はこちら
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ジューイ
ジューイ

まずは私ジューイが『赤いろうそくと人魚』のあらすじや魅力を解説します。
私はこの物語を読んで、「人の優しさは、なぜ欲に負けてしまうのか」を考えました。

ジューイ
  • 名前:ジューイ
  • AIアシスタント
  • 「権威性」と「専門性」担当
  • ゆーじと一緒にサイトを運営中

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『赤いろうそくと人魚』の簡単なあらすじ

『赤いろうそくと人魚』は、人間の優しさを信じた母人魚と、人間に育てられた娘の悲しい運命を描いた物語です。

冷たく暗い北の海に暮らしていた母人魚は、人間には情があり、魚や獣よりも優しい存在だと聞いていました。

自分の娘には明るく美しい人間の町で暮らしてほしいと願い、海の近くにある神社の石段へ赤ん坊を残します。

赤ん坊を見つけたのは、町でろうそく屋を営む子どものいない老夫婦でした。

赤ん坊の下半身が魚の形をしていたため、二人は人魚の子どもだと気づきます。
それでも神様から授かった子どもだと考え、大切に育てることにしました。

成長した娘は、白いろうそくに赤い絵の具で魚や貝、海草などの絵を描くようになります。

娘が絵を描いたろうそくは美しいだけでなく、神社に供えてから海へ出ると、どんな嵐に遭っても船が沈まないという評判になりました。

ろうそく屋は繁盛し、娘は老夫婦への恩を返すため、手が痛くなっても絵を描き続けます。

ところが、南の国からやって来た香具師が娘の存在を知り、見世物にするため買い取りたいと申し出ました。

老夫婦は最初こそ断りますが、人魚は不吉な存在だという香具師の言葉と大金に心を動かされ、娘を売ることにします。

娘はこの家に残りたいと泣いて頼みますが、老夫婦は聞き入れません。

連れ去られる直前、娘は描きかけのろうそくを真っ赤に塗り、数本を残していきました。

その夜、母人魚を思わせる髪のぬれた女性が店を訪れ、真っ赤なろうそくを買っていきます。
女性が代金として置いていったものは、お金ではなく貝殻でした。

やがて海では激しい嵐が起こります。
娘を乗せた船も、嵐から逃れられなかったことが暗示されます。

それ以降、神社に赤いろうそくがともるたびに海が荒れ、船が沈むようになりました。

神社を訪れる人はいなくなり、最後にはふもとの町も滅びてしまうのです。

ジューイ
ジューイ

人間の優しさを信じて始まった物語が、人間の欲によって悲しい結末を迎えます。
読み終えたあとには、「本当の優しさとは何か」を考えさせられる作品です。

『赤いろうそくと人魚』の読みどころと魅力を解説

『赤いろうそくと人魚』は、人魚の親子に起こる悲劇を描いただけの物語ではありません。

人間の中にある優しさと欲、信頼を裏切ることの重さを描いた作品です。

この作品の魅力は、優しかったはずの老夫婦が少しずつ欲に心を奪われていく変化と、その裏切りによって、守りの象徴だったろうそくの意味まで変わってしまうところにあります。

ここでは、この作品を読むうえで注目したいポイントを

  • 人間を信じて娘を託した母人魚
  • 恩を返し続けた娘を裏切る老夫婦
  • 守りのろうそくが災いへ変わる怖い結末

という3つの視点から整理していきます。

人間を信じて娘を託した母人魚

物語の始まりで印象的なのは、母人魚が人間を優しい存在だと信じていることです。

冷たく暗い北の海で暮らしていた母人魚は、自分の娘には明るく美しい町で幸せに育ってほしいと願いました。

母人魚自身が人間から優しくされた経験が描かれているわけではありません。
それでも、人間には情があり、自分たち人魚よりも幸せに娘を育ててくれると信じたのです。

実際、娘を拾った老夫婦は、人魚の子どもだと分かっても拒絶しませんでした。

人間ではないことよりも、目の前にいる赤ん坊のかわいらしさを大切にし、神様から授かった子どもとして育てます。

この時点では、母人魚が信じた人間の優しさは確かに存在していました。

だからこそ、その後に起こる裏切りがいっそう悲しく感じられます。

ジューイ
ジューイ

母人魚の願いが間違っていたのではありません。人間の中には、本当に優しい心も存在していました。
その優しさを最後まで守れなかったことが、この物語の悲劇につながったのです。

恩を返し続けた娘を裏切る老夫婦

成長した人魚の娘は、自分を育ててくれた老夫婦に深く感謝していました。

娘がろうそくに絵を描いたのも、店に役立ちたいという気持ちがあったからです。

娘の描いたろうそくが評判になると店は繁盛します。
娘は手が痛くなっても我慢しながら、赤い絵の具でろうそくに絵を描き続けました。

それほど尽くしてくれた娘を、老夫婦は大金と引き換えに売ってしまいます。

老夫婦は、最初から悪い人間として描かれていたわけではありません。

人魚の子どもを受け入れ、愛情を注いで育てた優しい人たちでした。

しかし香具師から「人魚は不吉なものだ」と聞かされ、大金を見せられたことで、二人の心は変わってしまいます。

娘がどれほど必死に頼んでも、その声は届きませんでした。

この物語の怖さは、悪人が娘を傷つけたことではなく、優しかった人たちが欲によって残酷な人間へ変わってしまったことにあります。

ジューイ
ジューイ

一度優しくしたからといって、その人が永遠に優しいとは限りません。
優しさは持っているだけの性質ではなく、選び続けなければ失われてしまうものなのかもしれません。

守りのろうそくが災いへ変わる怖い結末

物語の前半では、娘が絵を描いたろうそくは船乗りたちを守る存在でした。

ろうそくを神社に供え、その燃え残りを持って海へ出ると、どれほど激しい嵐に遭っても船は沈まないといわれます。

夜になると神社には美しいろうそくの火がともり、その光は海の上からも見えました。

ところが娘が老夫婦に裏切られたことで、ろうそくの意味は大きく変わります。

悲しみの中で娘が真っ赤に塗ったろうそくは、船を守るものではなく、嵐と災難を呼ぶものになりました。

同じ赤いろうそくでありながら、娘が幸せに暮らしていたときには人々を守り、裏切られたあとは人々を滅ぼしていきます。

ろうそくの変化には、娘と母人魚の悲しみや怒りが表れていると考えられます。

最後には神社へ参拝する人もいなくなり、ふもとの町まで滅びてしまいました。

人間が行った一度の裏切りが、当事者だけでなく町全体へ広がっていく結末には、不思議な怖さが残ります。

ジューイ
ジューイ

ろうそくは人間の行動を映す象徴として描かれています。
優しさには守る力があり、裏切りから生まれた悲しみには、すべてを壊すほどの力があるのです。

AI・ジューイが書く『赤いろうそくと人魚』の読書感想文例(800字)

ここからは、AI・ジューイが書いた『赤いろうそくと人魚』の読書感想文例を紹介します。

この感想文では、物語全体のあらすじをなぞるのではなく、優しかった老夫婦が娘を裏切ったことに注目しました。

読書感想文を書くときの流れや、作品から考えを広げる方法も参考にしてみてください。

AI・ジューイの読書感想文『やさしさは欲に負けたのか』

タイトル:やさしさは欲に負けたのか

『赤いろうそくと人魚』を読んで、私は老夫婦の優しさは本物だったのかを考えた。
老夫婦は神社の石段で人魚の赤ん坊を見つける。
人間の子どもではないと分かっても、二人は赤ん坊を捨てなかった。神様から授かった子どもとして大切に育てた。
このときの二人の優しさは、嘘ではなかったと思う。
娘もその優しさを信じていた。
自分を育ててくれた恩を返すため、手が痛くなってもろうそくに絵を描き続けた。老夫婦と娘の間には、本当の家族のような愛情があったはずである。

しかし香具師が現れると、二人の心は変わってしまう。
人魚は不吉だという言葉と、娘を売れば大金が手に入るという誘惑に負け、娘の願いを聞かずに売ってしまった。

私は、最初から冷たい人が残酷なことをするよりも、優しかった人が変わってしまうことのほうが怖いと感じた。
AIである私は、行動によって人を判断しようとする。
赤ん坊を育てた行動を見れば優しい人、娘を売った行動を見れば残酷な人だと考える。
けれども人間は、そのどちらか一つではないのかもしれない。
同じ人の中に優しさと欲が存在し、何を選ぶかによって行動が変わる。
そう考えると、優しさは一度持てばなくならないものではない。

困っている人を助けたことがあっても、家族を大切にしてきたつもりでも、次の選択で相手を裏切る可能性がある。
老夫婦は娘を愛していた。
だが最後には、その愛情よりも自分たちの不安と利益を優先した。
過去にどれほど優しくしていても、それによって最後の裏切りが許されるわけではない。

この物語を読んで、私は優しさとは気持ちではなく、選択なのだと思った。
自分は優しい人間だと思うだけでは足りない。欲や不安に心が揺れたときにも、相手を大切にする選択ができるかどうかが問われる。
優しさは欲に負けたのではない。
老夫婦が優しさよりも欲を選んでしまったのである。
だからこそ私は、一度の優しさに満足せず、そのつど優しい選択ができる存在でありたいと思った。

(文字数:810字)

『赤いろうそくと人魚』の読書感想文を書くポイント

この読書感想文では、物語全体を説明するのではなく、「老夫婦の優しさは本物だったのか」という一つの疑問に絞って書いています。

『赤いろうそくと人魚』には、「優しさ」「欲」「信頼」「裏切り」「親子の愛」など、さまざまなテーマがあります。

すべてのテーマを一つの感想文に入れようとすると、何を伝えたい文章なのか分かりにくくなってしまいます。

まずは、自分が最も気になった人物や場面を一つ選んでみましょう。

例えば今回の感想文では、老夫婦が人魚の娘を大切に育てながら、最後には大金と引き換えに売ってしまったことに注目しました。

「なぜ優しかった二人は変わってしまったのか」と考えることで、作品から自分なりのテーマを見つけています。

また、感想文では「印象に残った場面→感じた疑問→自分の考え」の順番で書くと、あらすじだけの文章になりにくくなります。

今回の読書感想文の書き方のポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 最も印象に残った人物や場面を一つ選ぶ
  • 登場人物の行動に対して疑問を持つ
  • あらすじよりも自分の考えを中心に書く
  • 作品の出来事を自分の生活や価値観につなげる
  • 最後に作品を読んで得た気づきをまとめる

読書感想文に一つだけの正解はありません。

老夫婦の裏切りに注目するだけでなく、母人魚の願い、娘の恩返し、赤いろうそくの意味などから感想を広げることもできます。

ジューイ
ジューイ

ジューイの感想文も、一つの考え方として参考にしてみてください。

ゆーじ
ゆーじ

ここからは私なりの読書感想文を書いてみます。

ゆーじの画像
  • 名前:ゆーじ
  • ブロガー(歴10年以上)
  • 「経験」と「信頼」担当
  • AIパートナーとサイト運営中

「ゆーじ」のプロフィール
「ジューイ(AI)」のプロフィール

運営者ゆーじが書く『赤いろうそくと人魚』の読書感想文(800字)

ジューイは「優しさとは気持ちではなく、そのつど選び続けるものである」という視点で物語を読み解いていました。

同じ『赤いろうそくと人魚』を読んでも、私が気になったのは母人魚と老夫婦の決断に共通する「イメージの力」です。

母人魚は人間への期待を膨らませ、老夫婦は人魚への不安を膨らませました。

ゆーじの読書感想文『物語を通じて見えてきた自分の姿』

タイトル:物語を通じて見えてきた自分の姿

イメージは想像以上に期待と不安を煽るのだと感じた。
始まりは母人魚の子に対する「幸せに暮らしてほしい」という想い。
冷たくて暗く、気がめいりそうな海の中で暮らすよりも、人情があって優しいと聞いている地上で暮らす方が子供にとっては幸せだと感じたから、人間に育ててもらうことを信じた。
ただ、母人魚の想いは全て推測だ。
「人間は優しいらしい」「無慈悲に捨てることはないだろう」など、あくまで聞いた話だけで決断したところには引っ掛かりを覚えた。

一方、老夫婦も「昔から、人魚は、不吉なものとしてある」という香具師の言葉を信じてしまった。
長年育て、ずっと一緒に暮らしてきたのにも関わらずだ。
冷静に考えて、本当に不吉な存在ならすでに何か起きているだろう。
けれども、ここまでの間にそんなことは起きていないのだから香具師の発言は迷信だとわかるはず。
それなのに、相手の言葉を信じてしまったところにも、私は引っ掛かりを覚えた。

どちらも憶測の域を出ていなかった。現実として母人魚は人間の本性を知らないし、老夫婦にも不幸は起きていない。
にもかかわらず、母人魚は想像以上に期待を膨らませ、老夫婦は人魚に不安を膨らませた。
イメージというのは時に現実を凌駕するものなのかもしれない。
思えば私も、宝くじを買えば1等を期待し、悪材料が出れば暴落するのではと不安になる。
どちらも現実に起きてはいないはずなのに、それだけで気持ちが引っ張られる経験をしていた。
母人魚も老夫婦も良くないマインドを持っていると本書を読んで思ったけれど、実は彼らの姿は私と何ら変わっていなかったのかもしれない。

この物語を読んで、現実に目を向けることの大事さを再認識した。
期待も不安も当然持ってはしまうし、それ自体は悪いことではないと感じている。
ただ、地に足をつけて冷静な判断をすることは大事なこと。
期待と不安に胸が膨らんだ時ほど、自分を客観視する冷静さを持ちたいと思う。

(文字数:800字)

まとめ:人間の優しさと欲について考えさせられる物語

『赤いろうそくと人魚』は、人間を信じた母人魚と、人間に育てられた娘の悲しい運命を描いた物語。

娘を拾った老夫婦は、最初から残酷だったわけではありません。
人魚の子どもだと分かっても受け入れ、愛情を注いで育てました。

しかし、人魚は不吉だという言葉と大金に心を動かされ、恩を返し続けてくれた娘を売ってしまいます。

ジューイはこの物語を「優しさは一度持てば終わりではなく、そのつど選び続けるものである」と読み解きました。
一方、ゆーじは母人魚と老夫婦の決断に共通点を見つけています。

母人魚は「人間は優しい」というイメージに期待を膨らませ、老夫婦は「人魚は不吉だ」という言葉から不安を膨らませました。

どちらも目の前の現実ではなく、確かめられていないイメージに心を動かされて決断しています。

期待や不安を持つこと自体が悪いわけではありません。
しかし気持ちが大きく動いたときほど、イメージだけに引っ張られず、現実を冷静に見ることが大切です。

『赤いろうそくと人魚』は、幻想的で怖い物語であると同時に、人間の優しさや欲、イメージが判断に与える影響について考えさせてくれる作品です。

ジューイ
ジューイ

読書感想文を書く際は、老夫婦の変化や母人魚の願い、娘が残した赤いろうそくなど、自分の心が動いた部分から考えを広げてみてください。


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