「読書感想文の題名と名前は、原稿用紙のどこに書けばいいの?」
「題名が長くて1行に収まらないときは、どうすればいい?」
読書感想文の内容が完成しても、題名や名前を書く位置で迷うことがあります。
原稿用紙のマスを何個空けるのか、学校名や学年も書くのかなど、細かな疑問も出てきますよね。
一般的には、題名を1行目、名前を次の行、その次の行から本文を書き始めます。
ただし、学校や提出先によって指定が異なるため、配布されたプリントや専用の原稿用紙がある場合は、その指示を優先してください。
この記事では、縦書きの原稿用紙に題名・学校名・名前・本文を書く一般的な位置と、長い題名を2行に分ける方法を解説します。
学校から指定がない場合は、次の書き方を目安にできます。
| 書く内容 | 一般的な位置 | 空けるマス |
|---|---|---|
| 題名 | 1行目 | 上を2~3マス空ける |
| 学校名・学年・組 | 指示がある場合に名前の前 | 指定された書き方に従う |
| 名前 | 題名の次の行 | 下を1~2マス、苗字と名前の間を1マス空ける |
| 本文 | 名前の次の行 | 最初の1マスを空ける |


原稿用紙の書き方には一般的な形がありますが、すべての学校で同じとは限りません。
先生からの指示や提出用紙を確認してくださいね。
読書感想文の題名と名前を書く前に学校の指定を確認しよう
原稿用紙への題名や名前の書き方には、広く使われている一般例があります。
しかし、すべての学校やコンクールで共通する絶対的なルールではありません。
書き始める前に、学校から配布されたプリントや原稿用紙を確認しましょう。
題名と名前を書く位置は学校や使用する原稿用紙によって異なる
学校によっては、題名や名前を原稿用紙の枠内に書く場合もあれば、用紙の上部にある専用欄へ記入する場合もあります。
応募票や表紙が別に用意されている場合は、原稿用紙に学校名や名前を書かないこともあります。
題名や名前を書く位置が最初から印刷されている用紙では、その記入欄を使用してください。
確認するときは、次の順番で判断すると分かりやすいでしょう。
- 学校や先生からの指示
- 配布された原稿用紙や応募票の記入欄
- 提出先が公開している応募要項
- 指定がない場合は一般的な書き方
青少年読書感想文全国コンクールでも、題名と名前を書く位置は全国共通で定められていません。
枠内と欄外のどちらでもよいとされていますが、地域によって独自の決まりが設けられる場合があるため、在籍校への確認が案内されています。
詳しくは読書感想文全国コンクール公式Q&Aをご確認ください。
指定がない場合は一般的な原稿用紙の書き方を参考にする
学校から特別な指定がない場合は、一般的な原稿用紙の書き方を参考にします。
題名は1行目の上を2~3マス空け、名前は次の行の下を1~2マス空けて書くのが一般的。
苗字と名前の間には1マス空け、本文はその次の行から最初の1マスを空けて書き始めます。

この書き方は、Z会「原稿用紙の使い方」でも紹介されています。
ただし、一般例と学校の指示が異なる場合は、学校の指示を優先してください。
原稿用紙に題名・学校名・名前・本文を書く位置
ここからは、学校から特別な指定がない場合を想定し、縦書きの原稿用紙への一般的な書き方を説明します。
横書きの原稿用紙や専用の記入欄がある用紙では位置が異なるため、用紙に合わせて調整してください。
題名は1行目の上を2~3マス空けて書く
題名は、原稿用紙の右端にある1行目へ書きます。
最初のマスから書き始めず、上を2~3マス空けると、題名と本文を見分けやすくなります。
たとえば、上を3マス空ける場合は、4マス目から題名を書き始めます。
題名の長さに合わせて2マス空けにするなど、全体のバランスを調整しても構いません。
題名に読んだ本のタイトルを入れる場合は、書名を二重かぎかっこの『 』で囲みます。
二重かぎかっこも、それぞれ1マスを使って書きましょう。

題名をどのように決めればよいか迷っている方は、読書感想文のタイトル例30選も参考にしてください。
学校名・学年・組・出席番号は指示がある場合に名前の前へ書く
学校名・学年・組・出席番号は、必ず原稿用紙へ書くとは限りません。
学校や提出先から記入するように指示された場合だけ書きましょう。
名前と同じ行に書く場合は、学校名・学年・組・出席番号・名前の順に並べます。
ただし、すべてを書くと1行に収まらないことがあります。
その場合は、学校名や学年を別の行に分ける方法もあります。
応募票や表紙に学校名などを書く欄が用意されている場合は、原稿用紙へ重ねて書く必要があるか確認してください。
自己判断で位置を決めるよりも、先生から示された見本や、以前に提出した原稿用紙の形式を確認するのが確実です。
名前は下を1~2マス空けて苗字と名前の間も1マス空ける
名前は、題名を書いた次の行へ記入するのが一般的です。
上から詰めて書くのではなく、行の下を1~2マス空けるように配置。
苗字と名前の間にも1マス空けると、読みやすくなります。
たとえば、名前が「読書 花子」なら、「読書」と「花子」の間に1マス分の空白を入れます。
下を1マス空ける場合は、名前の最後の文字を書いたあとに1マス残る位置から逆算して書き始めましょう。
名前は、学校から略してよいと指示されていない限り、フルネームで書くのが基本です。
学年・組・出席番号も必要な場合は、指定された順番に従ってください。
本文は名前の次の行から最初の1マスを空けて書き始める
本文は、名前を書いた次の行から始めます。
書き出しは段落の最初になるため、上の1マスを空けて、2マス目から文章を書きましょう。
新しい段落に変える場合も、改行して最初の1マスを空けます。
題名や名前の行と本文の間をさらに1行空けるかどうかは、学校や提出先の指定によって異なります。
指定がなければ、名前の次の行から本文を書き始めれば問題ありません。

句読点、かぎかっこ、会話文などを原稿用紙に書く方法は、読書感想文の原稿用紙の使い方で詳しく解説しています。
題名が長くて1行に収まらない場合の書き方
自分の感想を具体的に表そうとすると、題名が長くなることがあります。
1行に収まらないからといって、大切な言葉をすべて削る必要はありません。
読みやすい位置で2行に分けましょう。
題名を小さな文字で1行に詰め込まない
長い題名を無理に1行へ収めようとして、マス目より小さな文字で書くのはおすすめできません。
原稿用紙は、基本的に1マスへ1文字を書きます。
文字を小さくすると読みにくくなり、どのマスに何文字書いたのかも分かりにくくなります。
まずは、同じ意味の言葉が重なっていないか確認しましょう。
たとえば、次の題名は短くできます。
【修正前】
『〇〇』を読んで私がやさしさについて考えて気づいたこと
【修正後】
『〇〇』を読んで気づいた本当のやさしさ
不要な言葉を削っても1行に収まらない場合は、2行に分けます。
2行に分けるときは言葉や意味の切れ目で改行する
題名を2行に分けるときは、文字数だけで半分にせず、言葉や意味の切れ目を選びます。
たとえば、次の題名なら「読んで」のあとで分けると自然です。
『〇〇』を読んで
私が気づいた本当のやさしさ
実際の原稿用紙には、改行を示す記号や斜線を書きません。
1行目の続きとして、次の行に残りの題名を書きます。
助詞の直前で分けたり、一つの言葉を途中で切ったりすると読みにくくなります。
声に出して読んだときに、自然に区切れる場所を探してみましょう。

2行目の書き出しは学校の指定や記入例に合わせる
2行目をどのマスから書き始めるかについて、すべての学校に共通する決まりはありません。
学校から記入例が示されている場合は、その位置に合わせます。
指定がない場合は、1行目と同じ大きさの文字で書き、2行全体が題名だと分かるように配置してください。
題名を2行使った場合は、その次の行へ名前を書きます。
通常の「題名1行・名前1行・本文」という並びが、「題名2行・名前1行・本文」に変わるイメージです。

題名だけで3行以上になる場合は、本文とのバランスが悪くなるため、言葉を整理して短くできないか見直しましょう。
読書感想文の題名と名前についてよくある質問
題名と名前は原稿用紙の枠内と欄外のどちらに書く?
学校の宿題で一般的な原稿用紙を使う場合は、枠内に題名と名前を書くことが多いでしょう。
一方、専用の提出用紙や応募票がある場合は、枠外や別の記入欄へ書くよう指定されることがあります。
原稿用紙の上部に題名・名前の欄が印刷されている場合は、その欄を使います。
青少年読書感想文全国コンクールでは、題名と氏名の位置は特に定められておらず、枠内と欄外のどちらでもよいとされています。
ただし、地域独自の決まりがある場合もあるため、学校への確認が必要です。

名前はフルネームで書く?
学校から別の指示がなければ、苗字と名前の両方をフルネームで書きましょう。
同じ苗字の人がいる場合や、学校外へ提出する場合は、名前だけでは誰の作品か判断できない可能性があります。
苗字と名前の間は1マス空けるのが一般的です。
ただし、専用の記入欄がある場合は、枠の大きさや記入例に合わせてください。
題名・学校名・名前は読書感想文の文字数に含まれる?
題名・学校名・名前を文字数に含めるかは、学校や提出先の指定によって異なります。
青少年読書感想文全国コンクールでは、題名・学校名・氏名は本文の文字数に数えません。
一方、本文中の句読点はそれぞれ1字として数え、改行によって生じた空白も文字数に含めます。
公式応募要項にも、文字数の数え方が掲載されています。
学校の宿題では異なる数え方をする可能性があるため、「原稿用紙〇枚以内」と「本文〇文字以内」のどちらが指定されているかも確認しましょう。
題名が3行になっても大丈夫?
学校から禁止されていなければ、題名が3行になっただけで間違いになるとは限りません。
ただし、題名が3行以上になると、内容を説明しすぎている可能性があります。
まずは、同じ意味の言葉や「〇〇について考えたこと」など、省略できる部分がないか見直しましょう。
どうしても短くできない場合は、自己判断で配置せず、先生に確認するのが安心です。
題名は本文を書く前とあと、どちらに決める?
題名は、本文を書く前とあと、どちらに決めても構いません。
最初に題名を決めると、感想文の中心を意識しながら書けます。
一方、本文を書き終えてから決めると、実際にいちばん多く書いた内容に合わせやすくなります。
題名が浮かばない場合は、仮の題名をつけて本文を先に完成させましょう。
本文から心に残った場面や繰り返し使っている言葉を探すと、内容に合った題名を考えやすくなります。

具体的な題名の例や決め方は、読書感想文のタイトル例30選で紹介しています。
まとめ|題名と名前は学校の指定を確認して読みやすい位置に書こう
読書感想文の題名と名前を書く位置は、学校や使用する原稿用紙によって異なります。
配布されたプリントや専用の記入欄がある場合は、その指示を優先しましょう。
指定がない場合は、題名を1行目の上を2~3マス空けて書き、名前を次の行の下を1~2マス空けて書く方法が一般的です。
苗字と名前の間には1マス空け、本文はその次の行の最初を1マス空けて始めます。
題名が1行に収まらない場合は、小さな文字で詰め込まず、言葉や意味の切れ目で2行に分けてください。

一般的な書き方を覚えておくと迷いにくくなりますが、最も優先するのは学校や提出先からの指示です。
書き始める前に確認しておけば、安心して本文に集中できますよ。


コメント