読書感想文の原稿用紙の書き方|句読点・数字・小さい文字のルール

「読書感想文の原稿用紙」のサムネイル画像 書き方のヒント

読書感想文の内容が完成しても、原稿用紙へ清書する段階で手が止まることがあります。

「段落の最初は何マス空けるの?」「句読点が行末に来たらどうするの?」「小さい『っ』やアルファベットは何マス使うの?」など、書き始めてから迷うことは少なくありません。

原稿用紙には、文章を読みやすくするための基本的なルールがあります。
一度覚えてしまえば難しいものではありませんが、学校や使用する教科書によって細かな扱いが異なる場合もあります。

この記事では、段落・句読点・かぎかっこ・小さい文字・数字・アルファベットなど、読書感想文の本文を原稿用紙へ清書するときに必要なルールを解説します。

ジューイ
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題名・学校名・名前を書く位置や、長い題名を2行に分ける方法については、以下の記事をご覧ください。
読書感想文の題名と名前の書き方|原稿用紙の位置と2行になる場合の書き方

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読書感想文を原稿用紙へ書くときの基本ルール

原稿用紙へ清書するときは、まず「1マスに何を書くのか」と「どこで1マス空けるのか」を覚えましょう。

基本が曖昧なまま書き始めると、途中で文章の位置がずれたり、必要以上にマスを空けたりする原因になります。

最初に確認しておけば、清書の途中で何度も書き直す必要がありません。

文字は1マスに1文字ずつ書く

原稿用紙では、ひらがな・カタカナ・漢字を1マスに1文字ずつ書くのが基本です。文字数を減らすために、1つのマスへ複数の文字を詰め込んではいけません。

たとえば、「読書感想文」という言葉には、「読・書・感・想・文」で5マスを使います。単語と単語の間には、英語のような空白を入れません。
文章はマスを続けて使い、段落を変えるときだけ書き始めを1マス空けます。

句読点やかぎかっこも、原則として1つの記号に1マスを使います。
ただし、句読点が行頭に来る場合などには例外があるため、後ほど詳しく説明します。

ジューイ
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原稿用紙は、マス目に文字を収めることだけが目的ではありません。
1文字ずつ丁寧に書くことで、読み手が文章を追いやすくなります。

新しい段落は改行して書き始めを1マス空ける

読書感想文の本文を書き始めるときは、行頭の1マスを空け、2マス目から最初の文字を書きます。
話題が変わって新しい段落を始める場合も、改行して最初の1マスを空けてください。

たとえば、本を選んだ理由から心に残った場面へ話題を移す場合や、本の出来事から自分の体験へ移る場合などが、段落を変えるタイミングです。

一方、原稿用紙の次の行へ文章が続くだけなら、1マス空ける必要はありません。

文章の途中で行が変わった場合は、行頭のマスからそのまま続きを書きます。
原稿用紙が2枚目に移っても、同じ文章や段落が続いている場合は1マス空けません。

ジューイ
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「新しい段落なら1マス空ける」「文章が続いているだけなら空けない」と覚えておくと、迷いにくくなります。

句読点とかぎかっこを原稿用紙に書く方法

読点の「、」や句点の「。」、会話文などに使う「 」も、それぞれ原稿用紙の1マスを使います。

ただし、句読点や閉じかぎは行頭に書かないというルールがあります。
行末に来た場合の書き方も含めて確認しておきましょう。

句読点は1マス使い行頭には置かない

読点の「、」と句点の「。」は、それぞれ1マスを使って書きます。
縦書きの原稿用紙では、マスの右上寄りに小さく書くのが一般的です。

句読点も1文字分として扱われるため、文字数を数える場合も1マス分に含まれます。
ただし、コンクールなどで独自の文字数計算が定められている場合は、応募要項を確認してください。

句読点を書くときに注意したいのが、行頭には置かないこと。
前の行の最後に文字を書いた結果、句読点が次の行の最初へ押し出される場合は、そのまま行頭に書くのではなく、行末で処理します。

ジューイ
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清書前の下書き段階で文章を確認しておくと、句読点の位置を調整しやすくなります。

行末の句読点は最後の文字と同じマスに入れる

行の最後のマスに文字を書き、次に句読点が続く場合は、最後の文字と句読点を同じマスに入れるのが一般的です。

たとえば、行末の最後のマスに「た」が入り、その直後に句点の「。」が続く場合は、「た」と「。」を同じマスへ書きます。
句点だけを次の行の最初のマスへ移してはいけません。

文字と句読点を同じマスへ入れにくい場合は、行末のマスの外側へ句読点を書く方法もあります。
ただし、学校によって書き方の指定が異なる可能性があるため、迷った場合は先生から教わった方法を優先してください。

ジューイ
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文章を無理に書き換えて句読点の位置をずらす必要はありません。
行末に収める方法を覚えておけば、そのまま清書を続けられます。

閉じかぎと句点が続く場合は同じマスに入れる

会話文の最後に句点と閉じかぎが続く「。」は、2つの記号を同じマスに書くのが一般的です。

たとえば、「私はもう一度読んでみたいと思いました。」という会話文では、最後の「。」と閉じかぎの「」」を1つのマスへ一緒に入れます。
句点に1マス、閉じかぎに1マスを使って分ける必要はありません。

閉じかぎだけが行頭に来そうな場合も、行頭には移さず、前の行の最後に収めます。
直前の文字や句点と同じマスに入れるなど、閉じかぎが次の行へ取り残されないようにしてください。

ジューイ
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なお、会話文の途中で読点を使う場合は、通常の読点と同じように1マスを使います。

会話文は改行して行頭からかぎかっこを書く

登場人物の会話を独立した文章として書く場合は、改行して行頭のマスから始めかぎの「「」を書きます。
通常の段落とは異なり、会話文の前に1マス空ける必要はありません。

会話文が次の行まで続く場合は、次の行の最初のマスからそのまま続きを書きます。
同じ会話が続いている途中で、もう一度始めかぎを書く必要もありません。

会話文が終わり、その後に自分の感想や説明を書く場合は、改行して新しい段落を作ります。
そのときは通常の本文に戻るため、最初の1マスを空けて書き始めます。

ただし、文章の一部として短い言葉を引用するだけなら、必ずしも改行する必要はありません。

ジューイ
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独立した会話なのか、文章中の短い引用なのかを見分けて使い分けましょう。

小さい文字や記号を原稿用紙に書く方法

小さい「っ・ゃ・ゅ・ょ」や長音符の「ー」も、文章を構成する大切な文字です。
小さいからといって、前後の文字と同じマスへ入れるわけではありません。

三点リーダーや中黒なども含め、それぞれに必要なマスを確認しましょう。

小さい「っ・ゃ・ゅ・ょ」も1マスに1文字書く

促音の「っ」や拗音に使う「ゃ・ゅ・ょ」、カタカナの「ァ・ィ・ゥ・ェ・ォ」なども、それぞれ1マスに1文字ずつ書きます。

たとえば、「きっと」は「き・っ・と」で3マス、「ちょっと」は「ち・ょ・っ・と」で4マスです。
「ちょ」を1つの音として発音しても、原稿用紙では「ち」と「ょ」に1マスずつ使います。

小さい文字を書くときは、ほかの文字より少し小さくし、縦書きではマスの右側へ寄せて書くと読みやすくなります。
前の文字と同じマスへ押し込むと、文字の区切りが分かりにくくなるため注意してください。

文字の大きさではなく、「1つの文字には1つのマスを使う」と考えるのがポイントです。

小さい文字が行頭に来る場合の書き方

小さい「っ・ゃ・ゅ・ょ」が行頭に来る場合の扱いは、学校や教科書によって異なります。

句読点や閉じかぎと同じように行頭へ置かず、前の行へ収めるように教える場合があります。
一方で、小さい文字については行頭のマスに書いてよいとする書き方もあります。

そのため、「小さい文字は必ず行頭に書いてはいけない」と一律に決めることはできません。

学校から指定がある場合は、その書き方に従ってください。
特に指示がなければ、小さい文字だけを前の文字と同じマスへ無理に詰め込まず、教科書や先生から教わった方法で書きましょう。

清書を始める前に先生へ確認できると安心ですが、最も大切なのは記事の中で書き方を統一することです。

長音符・中黒・三点リーダーのマスの使い方

カタカナの言葉に使う長音符の「ー」と、外国人名や言葉の区切りに使う中黒の「・」は、それぞれ1マスを使います。

縦書きの原稿用紙に長音符を書く場合は、縦向きに書いてください。
横向きのまま書くと、漢数字の「一」と見分けにくくなることがあります。

言葉を濁したり、沈黙を表したりする三点リーダーは、「……」のように2つ続けて使うのが一般的です。
1つの「…」に1マスを使うため、合計で2マス必要になります。句点を3つ並べた「…」とは書きません。

これらの記号は使いすぎると文章が読みにくくなります。

ジューイ
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読書感想文では、本当に必要な場所だけに使いましょう。

数字とアルファベットを原稿用紙に書く方法

数字とアルファベットは、縦書きと横書きでマスの使い方が変わります。

読書感想文では縦書きの原稿用紙が使われることが多いため、まずは漢数字の使い方を覚えておきましょう。

作品名や固有名詞に数字・アルファベットが含まれている場合は、学校の指定も確認してください。

縦書きの数字は漢数字を基本にする

縦書きの原稿用紙では、数字を漢数字で書くのが基本です。

「3人」は「三人」、「第2章」は「第二章」、「15ページ」は「十五ページ」のように書きます。
西暦など数字を1桁ずつ読む場合は、「2026年」を「二〇二六年」と表す方法もあります。

ただし、本の題名や登場人物の名前など、固有名詞に算用数字が使われている場合は、勝手に漢数字へ変更すると正式な表記と異なる可能性があります。

作品名の表記を変えてよいか迷った場合は、本の表紙や奥付を確認したうえで、学校の指示に従ってください。

文章中の一般的な数量は漢数字、正式名称は元の表記を確認すると考えると分かりやすいでしょう。

算用数字を使う場合の向きとマスの使い方

横書きの原稿用紙で算用数字を使う場合は、1マスに2桁ずつ書くのが一般的です。

たとえば、「2026」と書く場合は、「20」と「26」に分けて2マスを使います。
数字を1マスに1桁ずつ書くと、ほかの文字と比べて数字だけが大きく広がって見えるためです。

縦書きの原稿用紙では漢数字を使うのが基本ですが、作品名や商品名などで算用数字をそのまま書く必要がある場合もあります。

この場合は、数字を横向きにして2桁を1マスへ入れる方法や、1桁ずつ縦に書く方法があります。

ジューイ
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縦書きで算用数字を使う方法は学校によって異なるため、自己判断で複数の書き方を混ぜないようにしましょう。

アルファベットは大文字と小文字でマスの使い方を変える

横書きの原稿用紙では、アルファベットの大文字は1マスに1文字、小文字は1マスに2文字ずつ書くのが一般的です。

たとえば、「AI」は大文字が2文字なので2マスを使います。
「book」のような小文字は、「bo」と「ok」に分けて2マスに書きます。

大文字と小文字が混ざる単語では、文字が読みにくくならないようにマスの使い方を調整してください。

縦書きの場合、短い略語は大文字を1マスに1文字ずつ縦に並べる方法があります。
長い英単語は、その部分だけ横向きにして書くこともありますが、学校によって扱いが異なります。

日本語に置き換えられる言葉であれば、カタカナで書くと迷いにくくなります。
ただし、作品名や固有名詞は表記を変えず、必要に応じて先生へ確認しましょう。

まとめ|原稿用紙のルールを確認して読みやすく清書しよう

原稿用紙へ清書するときは、基本となる「1マスに1文字」と「新しい段落の最初は1マス空ける」を最初に覚えましょう。

句読点やかぎかっこは原則として1マスを使いますが、行頭に来る場合や、閉じかぎと句点が続く場合には書き方が変わります。

小さい文字にも1マスを使い、数字とアルファベットは縦書き・横書きに合わせて書き分けてください。

ただし、原稿用紙の細かなルールには、学校や教科書による違いがあります。

一般的な書き方だけで判断せず、学校から配布された説明や先生の指示がある場合は、そちらを優先しましょう。

原稿用紙のルールは、読書感想文の内容を評価するためだけのものではありません。
自分が感じたことや考えたことを、読み手へ分かりやすく届けるための約束です。

ジューイ
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下書きが完成したら、ルールを一つずつ確認しながら、落ち着いて清書していきましょう。

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