読書感想文を書こうとしても、「何から書けばよいのか」「どの順番で感想を並べればよいのか」が分からず、手が止まってしまうことがあります。
そのようなときは、文章を考える前に構成を作りましょう。
読書感想文は、基本となる「はじめ・なか・おわり」を、さらに書きやすい4つのパートに分けて考えられます。
- 本を選んだ理由や読む前の印象
- 心に残った場面
- 場面から考えたことや自分の体験
- 読後に変わった考えや残った疑問
この4つへ書きたい内容を振り分ければ、何をどこに書くのかが見えるようになります。
この記事では、AIアシスタントのジューイが、読書感想文の基本構成、原稿用紙の枚数に合わせた文字数配分、バラバラな感想メモを構成へ変える方法を解説します。
完成した例文をまねるのではなく、自分が感じたことを自分の順番で組み立てるための「設計図」を一緒に作っていきましょう。

構成は、上手な文章を書くための決まりではありません。
書きたいことを見失わないように並べるための案内図です。

- 名前:ジューイ
- AIアシスタント
- 「権威性」と「専門性」担当
- ゆーじと一緒にサイトを運営中
読書感想文の構成は4つのパートで考える
読書感想文の基本は、「はじめ・なか・おわり」の3部構成です。
ただし、「なか」には、本の場面を説明する部分と、その場面から考えたことを書く部分があります。
そのため、実際に構成を作るときは、「なか」を二つに分けた4パートで考えると整理しやすくなります。
| 3部構成 | 4つのパート | 書く内容 | 本文に使う分量の目安 |
|---|---|---|---|
| はじめ | ①本との出会い | 本を選んだ理由・読む前の印象 | 約15% |
| なか | ②心に残った場面 | 感想に必要な場面の説明 | 約20% |
| なか | ③自分の考え | 感じた理由・体験・登場人物への意見 | 約50% |
| おわり | ④読後の変化 | 読んで変わった考え・残った疑問 | 約15% |
4つのパートを、必ず一段落ずつにする必要はありません。
特に③の「自分の考え」は感想文の中心になるため、内容に応じて複数の段落に分けられます。
反対に、短い感想文であれば、①と②を一つの段落にまとめてもかまいません。
大切なのは段落数をそろえることではなく、それぞれの内容が分かりやすい順番で並んでいることです。
①本を選んだ理由と読む前の印象を書く
最初のパートでは、その本を選んだ理由や、読む前に抱いていた印象を書きます。
構成メモには、次のような内容を記録しておきましょう。
- 題名や表紙のどこが気になったか
- 誰にすすめられたのか
- 複数の本から、なぜその一冊を選んだのか
- 読む前はどのような物語だと思っていたか
- 主人公やテーマについて、どのような印象を持ったか
学校から指定された課題図書を読んだ場合も、「課題図書だったから」で終わらせず、その中から一冊を選んだ理由を考えます。
たとえば、構成メモには次のように書けます。
・主人公が自分と同じ小学5年生だった
・題名にある「約束」という言葉が気になった
・読む前は友情を描いた明るい物語だと思っていた
この段階では、完成した文章にする必要はありません。
書き出しに使えそうな材料を、短い言葉で残しておけば十分です。

書き出しの一文まで考えたい場合は、読書感想文の最初の一行例文で詳しく紹介しています。
②心に残った場面を感想に必要な範囲だけ説明する
二つ目のパートでは、自分の感想のきっかけになった場面を説明します。
ここで書くのは、物語全体のあらすじではありません。
次のパートで自分の考えを伝えるために、読み手が知っておく必要のある出来事だけを書きます。
構成メモには、次の3点を整理します。
- 誰が何をした場面なのか
- その前に何が起きていたのか
- その場面を読んだとき、最初に何を感じたのか
たとえば、次のようなメモです。
・主人公が友達の作品を誤って壊した
・言い出せないまま、別の人が疑われてしまった
・主人公が本当のことを話した場面で安心した
登場人物の名前や物語の出来事を細かく説明しすぎると、あらすじが長くなります。
「この場面を知らない人が、次に続く自分の感想を理解できるか」という視点で、必要な情報だけを残しましょう。
心に残った場面が複数ある場合も、すべてを並べる必要はありません。
自分が最も書きたい感想につながる場面を、一つか二つに絞ります。
③場面から考えたことと自分の体験を書く
三つ目のパートは、読書感想文の中心です。
心に残った場面を読んで何を感じたのか、なぜそのように感じたのかを深めていきます。
次の順番で考えると、構成メモを作りやすくなります。
- どのような気持ちになったか
- なぜその気持ちになったのか
- 主人公の行動を自分はどう考えるか
- 自分ならどのように行動するか
- 似た気持ちになった経験はあるか
- 場面について考えたことで、何に気づいたか
たとえば、②で主人公が本当のことを話した場面を選んだ場合は、次のようなメモを作れます。
・正直に話せてよかったと思った
・自分だったら怒られるのが怖くて言えないかもしれない
・以前、友達の鉛筆を折ってすぐに謝れなかった
・正直な人とは、失敗しない人ではなく、失敗に向き合える人なのかもしれない
自分の体験を書く場合は、本の出来事とまったく同じ経験でなくてもかまいません。
「怖くて言えなかった」「悔しかった」「相手の気持ちが分からなかった」など、登場人物と共通する感情を探すと、本と自分を結びつけられます。
似た体験がない場合は、無理に作る必要もありません。
「自分ならどうするか」「主人公の行動に賛成できるか」と考えるだけでも、自分の意見を書けます。

読書感想文で最も多く書きたいのは、物語の説明ではなく、この③の部分です。
「なぜそう思ったのか」を一度多く考えると、自分だけの感想が見つかります。
④読後に変わった考えや残った疑問をまとめる
最後のパートでは、③で考えたことを振り返り、本を読んだあとの自分の考えをまとめます。
構成メモには、次のような内容を書きます。
- 読む前と比べて考えが変わったこと
- 本を読んで初めて気づいたこと
- これから実際にやってみたいこと
- 読み終えても答えが出なかった疑問
- 今後も考え続けたいテーマ
先ほどの例であれば、次のように整理できます。
・正直とは、怖くないことではなく、怖くても向き合うことだと思った
・自分も失敗したときは、相手から聞かれる前に話したい
・本当のことを話せば、必ず許してもらえるのかは分からない
・許されなくても正直に話すことに意味があるのか考えたい
必ず前向きな決意を書かなければならないわけではありません。
すぐに答えが出ない疑問や、まだ迷っている気持ちも、本文で考えたことにつながっていれば自然なまとめになります。

最後の段落や一文の作り方は、読書感想文の終わりの書き方で詳しく解説しています。
原稿用紙の枚数別に構成の文字数を配分する
構成を作るときは、各パートに使う文字数も大まかに決めておくと、途中で書く場所が足りなくなるのを防げます。
基本となる配分は、次のとおりです。
- ①本との出会い:約15%
- ②心に残った場面:約20%
- ③自分の考え:約50%
- ④読後の変化:約15%
この割合は、必ず守らなければならない決まりではありません。
学校から構成や文字数について指示を受けている場合は、その内容を優先してください。
以下の表は、本文を書くときの大まかな目安です。
| 本文の文字数 | ①本との出会い | ②心に残った場面 | ③自分の考え | ④読後の変化 |
|---|---|---|---|---|
| 800字 | 約120字 | 約160字 | 約400字 | 約120字 |
| 1200字 | 約180字 | 約240字 | 約600字 | 約180字 |
| 2000字 | 約300字 | 約400字 | 約1000字 | 約300字 |
800字は一つの場面と一つの感想に絞る
800字で書く場合は、心に残った場面を一つに絞ります。
複数の場面を紹介すると、それぞれの説明だけで文字数を使い、自分の考えを書く場所がなくなってしまいます。
構成は次のように考えます。
- ①本との出会い:本を選んだ理由を簡潔に書く
- ②心に残った場面:感想に必要な出来事だけを書く
- ③自分の考え:感じた理由と自分の体験を中心にする
- ④読後の変化:最も伝えたい考えを一つにまとめる
800字の場合でも、約半分にあたる400字ほどを「自分の考え」に使うのが目安です。
文字数が足りないときは、あらすじを増やすのではなく、「なぜそう感じたのか」「自分ならどうするのか」をもう一度考えてみましょう。
1200字は場面と自分の考えを詳しくつなげる
1200字では、一つの場面をより詳しく考えるか、同じテーマにつながる二つの場面を取り上げられます。
二つの場面を書く場合は、別々の感想を並べるのではなく、共通する一つのテーマでつなぎます。
たとえば、次のような組み合わせです。
場面①:主人公が失敗を隠した
場面②:主人公が本当のことを話した
共通するテーマ:正直に向き合うことの難しさ
自分の体験を書く場合も、出来事の説明だけで終わらせず、本の場面と比べて何が同じで何が違うのかを考えます。

1200字あるからといって、登場人物やあらすじを増やす必要はありません。
中心となる感想を保ったまま、理由や比較を詳しくすることが大切です。
2000字は中心テーマを変えずに視点を増やす
2000字の読書感想文では、複数の場面や体験を取り上げることができます。
ただし、文字数が多いからといって、感じたことを思いつくまま並べると、構成が散らばります。
最初に中心テーマを一つ決め、そのテーマについて複数の視点から考えましょう。
たとえば「正直に向き合うこと」を中心テーマにする場合は、次のように広げられます。
- 主人公が失敗を隠した理由
- 本当のことを話すまでの心の変化
- 友達が主人公を許した理由
- 自分が似た場面で取った行動
- 正直に話しても許されない場合についての疑問
どの段落も同じテーマにつながっていれば、文字数が増えても一貫した感想文になります。

原稿用紙への題名や段落の書き方は、読書感想文の原稿用紙の使い方で確認してください。
バラバラな感想メモを4パートの構成に並べる
ここからは、読書中や読後に集めたメモを、4つのパートへ並べる方法を紹介します。

以下で使用する物語と内容は、構成を説明するために作成した架空の例です。
物語では、小学5年生の主人公が友達の図工作品を誤って壊します。
主人公は失敗を言い出せずにいますが、別の友達が疑われたことで、最後には自分が壊したと正直に話します。
書きたい材料を文章にせず箇条書きにする
最初から原稿用紙へ文章を書かず、本を読んで浮かんだことを箇条書きにします。
例として、次のようなメモが集まったとします。
- 主人公が自分と同じ小学5年生だったので本を選んだ
- 友達の作品を壊してしまった
- 主人公は怒られるのが怖くて言い出せなかった
- 関係のない友達が疑われてしまった
- 主人公が自分から本当のことを話した
- 正直に話せてよかったと思った
- 自分も友達の鉛筆を折って、すぐに謝れなかったことがある
- 正直に話すのは簡単ではない
- 正直とは失敗しないことではないと思った
- 次に失敗したときは自分から話したい
- 本当のことを話せば必ず許されるのか疑問に思った
この時点では、言葉の順番や文章のきれいさを気にしなくてもかまいません。
本の出来事、自分の気持ち、自分の体験が混ざっていても、あとから構成に合わせて整理できます。
感想の中心になる場面を一つ選ぶ
集めたメモの中から、最も書きたい感想につながる場面を選びます。
今回の例では、次の場面が中心になります。
主人公が、自分が作品を壊したと正直に話した場面
この場面を中心にすると、次の内容を一つのテーマでつなげられます。
- 主人公が言い出せなかった理由
- 正直に話したときに感じたこと
- 自分も謝れなかった体験
- 正直であることについて考えたこと
一方、「主人公と友達が図工をしていた」「作品がどのような形だった」といった内容は、中心の感想に必要なければ構成から外します。
書きたいことを増やすだけでなく、使わない材料を決めることも構成を作る作業です。
メモを4つのパートに振り分ける
中心となる場面が決まったら、残したメモを4つのパートへ振り分けます。
| パート | 使用するメモ |
|---|---|
| ①本との出会い | 主人公が自分と同じ小学5年生だったので選んだ |
| ②心に残った場面 | 作品を壊したことを言い出せず、別の友達が疑われたあと、主人公が本当のことを話した |
| ③自分の考え | 正直に話せてよかった/自分も鉛筆を折って謝れなかった/正直に話すのは簡単ではない |
| ④読後の変化 | 正直とは失敗しないことではない/次は自分から話したい/話せば必ず許されるのか考えたい |
これで、文章を書く前の構成が完成します。
次に、それぞれのメモを文章へ直し、必要に応じて段落を分けます。
完成した読書感想文を先に作ろうとすると、言葉選びに気を取られ、全体の流れを見失うことがあります。
まずは短いメモで順番を決め、そのあとに文章を付け足していきましょう。
保護者が手伝う場合も、子どもの代わりに文章を作るのではなく、「このメモはどこに入ると思う?」「一番書きたいのはどれ?」と問いかけながら整理するところまでにします。

穴埋め形式で文章を作りたい場合は、読書感想文のテンプレートと書き方も参考にしてください。
構成が崩れた読書感想文を直す方法
読書感想文を書いている途中で内容がまとまらなくなった場合は、文章をすべて書き直す前に、構成メモへ戻ります。
どのパートが長すぎるのか、どのメモが別の場所に入っているのかを確認しましょう。
あらすじが長いときは感想に必要な場面だけ残す
物語の最初から最後まで順番に説明すると、②の「心に残った場面」が長くなり、③の「自分の考え」を書く場所がなくなります。
あらすじが長い場合は、各文について次のように確認してください。
この出来事を知らないと、自分の感想が伝わらないか?
感想を理解するために必要であれば残し、関係がなければ削ります。
たとえば、主人公が失敗を正直に話した場面について書くなら、物語の冒頭に登場した家族や、別の日の出来事まで説明する必要はありません。
あらすじを短くして空いた場所には、その場面を読んだときの気持ちや、自分の考えを書き加えます。
心に残った場面が多いときは中心テーマで絞る
心に残った場面を三つ、四つと並べると、感想が場面ごとに分かれ、文章全体の中心が見えにくくなります。
まず、各場面から何を感じたのかを一言で書いてみましょう。
| 場面 | 感じたこと |
|---|---|
| 主人公が失敗を隠した | 怖いと本当のことを言えなくなる |
| 別の友達が疑われた | 黙っていることでも人を傷つける |
| 主人公が正直に話した | 失敗したあとに向き合うことが大切 |
三つの感想は、どれも「正直に向き合うこと」という中心テーマにつながっています。
同じテーマにつながる場面であれば、必要な範囲で複数使えます。
別々のテーマになる場合は、最も書きたいものだけを残しましょう。
自分の体験が本とつながらないときは感情を比べる
本と似た体験を探そうとしても、登場人物と同じ出来事を経験しているとは限りません。
その場合は、出来事ではなく感情の共通点を探します。
たとえば、主人公が作品を壊した経験がなくても、次のような気持ちは経験しているかもしれません。
- 失敗を知られるのが怖かった
- 謝ろうと思っても言い出せなかった
- 誰かに責められるのが嫌だった
- 黙っていたことで後悔した
本の場面と自分の体験をつなぐのは、出来事の同じところではなく、そこから生まれた気持ちです。

共通する体験が見つからない場合は、「自分ならどうするか」「主人公の行動に賛成できるか」という意見に置き換えてもかまいません。
書き出しとまとめが合わないときは同じテーマへ戻す
書き出しとまとめで違うテーマを扱うと、文章全体が別々の話に見えます。
たとえば、最初に「正直という言葉が気になって本を選んだ」と書いたなら、最後にも正直さについて考えたことを示します。
書き出し:題名にある「正直」という言葉が気になって読み始めた
まとめ:読んだあと、正直とは失敗をしないことではなく、失敗に向き合うことだと思った
最初と最後で同じ言葉を使う必要はありませんが、扱うテーマはつながっている必要があります。
書き出しとまとめが合わない場合は、どちらを本文の中心に合わせるのか決めます。
本文で最も多く考えている内容に合わせて、書き出しかまとめを修正しましょう。
読書感想文の構成についてよくある質問
3部構成と4つのパートはどちらを使えばいい?
どちらか一方を選ぶ必要はありません。
「はじめ・なか・おわり」が文章全体の基本となる3部構成。
そのうち「なか」を、場面の説明と自分の考えに分けたものが4つのパートです。
実際に構成メモを作るときは、次の4つで考えると内容を整理しやすくなります。
- 本との出会い
- 心に残った場面
- 自分の考え
- 読後の変化
文章を書き終えたときには、全体として「はじめ・なか・おわり」の流れになります。
4つのパートは一段落ずつ書くの?
4つのパートと段落の数は同じではありません。
短い感想文では、①と②を一つの段落にまとめることがあります。
反対に、③の「自分の考え」は内容が多いため、複数の段落に分けられます。
段落は、話題が変わるところで分けます。
たとえば、自分の体験を書き始めるときや、別の場面について考え始めるときは、新しい段落にすると読みやすくなります。

「4パートだから4段落」と決めず、内容のまとまりに合わせて調整してください。
自分の体験がないと読書感想文は書けない?
自分の体験は必須ではありません。
似た体験がない場合は、次の視点から考えられます。
- 自分ならどのように行動するか
- 主人公の行動に賛成できるか
- 登場人物の考えで理解できなかった部分はどこか
- 今まで知らなかったことは何か
- 読み終えても答えが出なかった疑問は何か
体験を無理に作るよりも、登場人物の行動について自分の意見を書く方が、正直な感想になります。
保護者は構成をどこまで手伝ってもいい?
保護者は、子どもが話した内容を短いメモにし、一緒に分類するところまでサポートできます。
たとえば、次のように問いかけます。
- 一番書きたい場面はどれ?
- これは本の出来事と自分の気持ちのどちら?
- この体験は、どの場面を読んで思い出したの?
- 最後に残したい考えはどれ?
「この感想を書いた方がよい」「この順番が正解」と内容を決めるのではなく、子ども自身が選べるように質問します。
文章を保護者が作るのではなく、子どもの中にある材料を見つけて並べる手伝いをすることが大切です。
心に残った場面が見つからないときはどうする?
「感動した場面」だけを探す必要はありません。
次のような部分も、読書感想文の中心にできます。
- 主人公の行動に納得できなかった場面
- 意味が分からず何度も読み返した場面
- 読んで腹が立った場面
- 予想と違って驚いた場面
- 自分なら違う行動を取ると思った場面
強く感動していなくても、「なぜ気になったのか」を考えられる場面であれば、感想を広げられます。
本を読み返し、立ち止まったところや違和感を持ったところを構成メモへ書いてみましょう。
まとめ|読書感想文は文章を書く前に4つのパートを決めよう
読書感想文は、文章を考える前に次の4つのパートへ材料を振り分けると書きやすくなります。
- 本を選んだ理由や読む前の印象
- 心に残った場面
- 場面から考えたことや自分の体験
- 読後に変わった考えや残った疑問
特に多くの文字数を使いたいのは、③の「自分の考え」です。
あらすじを詳しく説明するのではなく、心に残った場面を一つ選び、なぜ気になったのかを深めていきましょう。
構成が途中で崩れた場合も、文章をすべて書き直す必要はありません。
箇条書きの構成メモへ戻り、長すぎる部分や中心テーマにつながらない材料を整理します。
構成は、書きたいことを制限するための決まりではありません。自分が本を読んで感じたことを、読み手へ順番に届けるための設計図です。
構成メモが完成したら、次は4つのパートに分けた材料を文章へ変えていきましょう。
「メモは作れたけれど、文章の形にできない」「最初の一文が思いつかない」という場合は、穴埋めしながら文章を組み立てられるテンプレートが役立ちます。

構成が決まっていれば、最初から順番に書く必要はありません。書きやすいパートから文章にして、最後につなぎ合わせてみてください。
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