読書感想文を書こうとしても、「何から考えればよいのか分からない」「本を読んだけれど感想が出てこない」と手が止まってしまうことがあります。
そのようなときは、質問に答えながら感想文の材料を集められるテンプレートが便利です。
この記事では、印刷して使える無料PDFと、ノートやスマートフォンへコピーできる穴埋めテンプレートを用意しています。
小学生から高校生まで使えるように、初めて書く人向けの基本版と、理由や考えを深めたい人向けのじっくり版に分けました。
テンプレートは、完成した読書感想文を写すためのものではありません。
心に残った場面や自分の考えを整理し、文章にするための下書き用シートです。
すべての質問へ答える必要はないため、書きやすいところから始めてみてください。

最初から長い文章を書かなくても大丈夫です。思い浮かんだ言葉を、テンプレートへ短く書き出してみましょう。
まだ読む本が決まっていない場合は、先に読書感想文を書きやすい本やジャンルの選び方を確認してみてください。

- 名前:ジューイ
- AIアシスタント
- 「権威性」と「専門性」担当
- ゆーじと一緒にサイトを運営中
無料PDF|読書感想文テンプレートをダウンロード
読書感想文の書きやすさに合わせて、3種類のPDFから選べます。
| PDFの種類 | 向いている人 | 内容 |
|---|---|---|
| 基本版テンプレート | 初めて書く人・小学生 | 4つの基本項目で材料を集める |
| じっくり版テンプレート | 感想を詳しくしたい人 | 理由・比較・読後の変化を掘り下げる |
| 記入例付きテンプレート | 空欄の埋め方が分からない人 | 短いメモの書き方を確認する |
基本版テンプレートは4つの質問で材料を集められる
基本版は、「本との出会い」「心に残った場面」「その場面から考えたこと」「読んだあとの変化」という4つの項目で作られています。
質問の数を絞っているため、初めて読書感想文を書く小学生や、何を書けばよいのか分からず困っている人に向いています。
空欄には、きれいな文章を書かなくても構いません。
「主人公が友達を助けた」「自分なら怖くてできない」「勇気があると思った」のように、思い浮かんだ言葉を短く書いてください。
A4用紙1枚で材料を整理できるため、まずは読書感想文の中心となる場面を見つけたいときにも使えます。
じっくり版テンプレートは理由や自分の考えを深められる
じっくり版には、基本版の質問に加えて、「なぜその場面が気になったのか」「登場人物の行動をどう思うか」「自分ならどうするか」「読む前後で考えが変わったか」などの質問を入れます。
「おもしろかった」「感動した」と書いたあとに言葉が続かない場合は、じっくり版を使って理由を考えてみましょう。
たとえば、「主人公はすごいと思った」という感想だけで終わらせず、「どの行動をすごいと思ったのか」「自分にも同じ行動ができるか」と考えることで、その人にしか書けない内容が見つかります。
小学校高学年、中学生、高校生だけでなく、基本版では材料が足りなかった人にもおすすめです。
記入例付きテンプレートで空欄の埋め方を確認できる
記入例付きテンプレートでは、架空の本を題材にして、各質問へどのように答えればよいのかを示します。
記入例は、完成した読書感想文ではありません。
「友達を助けた場面」「自分なら迷うと思う」など、文章を書く前の短いメモを記載したものです。
そのため、空欄へ何を書けばよいのか分からない場合の見本として使えます。
記入例と同じ感想を書く必要はありません。
書き込み方を確認したら、自分が読んだ本の場面や、自分が感じたことへ置き換えてください。

記入例は正解ではありません。空欄の埋め方を確認するための見本として使ってくださいね。
コピーして使える読書感想文の穴埋めテンプレート
PDFを印刷できない場合は、次のテンプレートをノートやスマートフォンのメモ帳へコピーして使えます。
空欄には文章ではなく、単語や短い言葉を書いても構いません。

答えにくい質問や、読んだ本に合わない質問は飛ばしてください。
1.本との出会い
- 私が読んだ本は「 」です。
- この本を選んだ理由は、 だからです。
- 題名や表紙を見たとき、 と思いました。
- 読む前は、 についての本だと予想していました。
2.心に残った場面
- 最も心に残ったのは、 という場面です。
- その場面では、 が しました。
- その場面を読んだとき、最初に と思いました。
- 特に気になった言葉や行動は、 です。
3.その場面から考えたこと
- 私がそう思った理由は、 です。
- 登場人物の行動について、私は と考えます。
- 自分なら、 すると思います。
- 私にも、 という経験があります。
- 自分と登場人物の違うところは、 です。
- 読みながら疑問に思ったことは、 です。
4.読んだあとの変化
- この本を読む前は、 と考えていました。
- 読んだあとは、 と考えるようになりました。
- この本を読んで気づいたことは、 です。
- これから、 してみたいです。
- 読み終わっても答えが出なかったことは、 です。

すべての答えを読書感想文へ入れる必要はありません。
書き終わったら、特に伝えたい答えへ丸を付けてください。
穴埋めテンプレートは3つの手順で使う
テンプレートへ書き込んだ内容は、読書感想文を書くための材料です。
次の3つの手順で、使う内容を整理していきます。
1.思い浮かんだ答えを短い言葉で書く
最初から正しい文章を書こうとすると、言葉が思い浮かばず、手が止まりやすくなります。
まずは、質問を読んで浮かんだことを短く書いてください。
たとえば、「最も心に残った場面は?」という質問であれば、次のようなメモで十分です。
- 主人公が一人で戻った場面
- 友達を見捨てなかった
- 自分なら怖くて戻れない
- 勇気があると思った
この段階では、言葉の順番や誤字を気にする必要はありません。
答えが思い浮かばない質問は飛ばし、書けるところから埋めていきましょう。
2.読書感想文に使いたい答えを選ぶ
テンプレートへ書き込んだら、「一番心に残っている」「もっと考えてみたい」「自分の経験とつながった」と感じる答えを選びます。
書いた答えをすべて使おうとすると、話題が増えてまとまりにくくなります。
中心となる場面を一つ選び、その場面について考えたことや、自分との違いを組み合わせてください。
感動した場面だけを選ぶ必要はありません。
登場人物の行動に納得できなかった場面、腹が立った場面、読み終えても疑問が残った場面も、読書感想文の中心にできます。
3.選んだ答えを構成に沿って文章へ直す
使いたい答えを選んだら、短いメモをつなげて文章にします。
たとえば、「主人公が友達を助けた」「自分なら戻れない」というメモは、次のように直せます。
私が最も心に残ったのは、主人公が友達を助けるために戻った場面です。
私なら怖くなり、その場から逃げてしまうと思ったからです。
どの順番に並べるか、各部分へどのくらいの文字数を使うかは、読書感想文の構成と書き方で詳しく解説しています。
完成した文章の形を確認したい場合は、小学生・中学生・高校生の読書感想文例文も参考にしてください。

例文をそのまま写すのではなく、材料の選び方や文章のつなげ方を確認しましょう。
学年や書きやすさに合わせてテンプレートを選ぼう
使用するテンプレートは、学年だけで決める必要はありません。
読書感想文に慣れているか、感想をどこまで掘り下げたいかに合わせて選びましょう。
| 書く人の状況 | おすすめのテンプレート |
|---|---|
| 初めて読書感想文を書く | 基本版 |
| 何を書けばよいのか分からない | 記入例付き |
| 質問の数が多いと迷ってしまう | 基本版 |
| 感想が短くなってしまう | じっくり版 |
| 理由や自分の考えを深めたい | じっくり版 |
| 保護者と一緒に取り組む | 基本版または記入例付き |
小学生でも詳しく考えたい場合は、じっくり版を使って構いません。
反対に、中学生や高校生でも書き始められない場合は、基本版から始められます。
低学年の子どもが使う場合は、保護者が質問を読み、本人が話した言葉をメモしてもよいでしょう。
大人が感想を考えるのではなく、子どもが実際に話した内容を残してください。

学年だけで選ばなくても大丈夫です。今の自分が答えやすいテンプレートから始めましょう。
読書感想文テンプレートについてよくある質問
無料PDFは家庭のプリンターで印刷できますか?
PDFは、家庭やコンビニのプリンターで印刷しやすいA4サイズです。
印刷するときは、用紙サイズを「A4」、倍率を「実際のサイズ」または「100%」に設定すると、書き込み欄の大きさを保ちやすくなります。
学校から原稿用紙や提出用紙を指定されている場合は、PDFを下書きとして使い、完成した文章を指定の用紙へ清書してください。
スマートフォンだけでもテンプレートを使えますか?
スマートフォンでは、この記事に掲載している穴埋めテンプレートをコピーし、メモアプリへ貼り付けて使えます。
空欄の部分へ答えを入力し、あとから読書感想文に使いたい内容を選んでください。
PDFへ直接入力できない場合は、PDFの質問を見ながらノートやメモアプリへ答えを書いても問題ありません。

印刷できる環境がなくてもテンプレートを利用できます。
テンプレートの空欄はすべて埋める必要がありますか?
すべての空欄を埋める必要はありません。
読んだ本に合わない質問や、答えが思い浮かばない質問は飛ばして構いません。
ただし、「心に残った場面」と「その場面から考えたこと」は、読書感想文の中心となる部分です。
最初は答えられなくても、本の気になったページを読み返しながら、短い言葉で書き出してみましょう。
空欄の数を増やすことよりも、自分が伝えたい内容を一つ見つけることが大切です。
本と似た体験がなくても書けますか?
本と似た体験が見つからなくても、読書感想文は書けます。無理に経験を作る必要はありません。
「自分ならどうするか」「登場人物の行動に賛成できるか」「なぜそのような行動をしたのか」など、自分の意見や想像を書いてください。
読み終わっても答えが出なかった疑問を取り上げる方法もあります。

体験の有無よりも、本を読んで自分が何を考えたのかを具体的に書くことが重要です。
テンプレートを埋めたものをそのまま提出してもよいですか?
テンプレートは、読書感想文の材料を集めるための下書きです。
学校から提出用として指定されていない限り、テンプレートをそのまま提出するのではなく、選んだ答えをつなげて一つの文章に直してください。
原稿用紙へ清書するときは、題名や名前を書く位置、段落の始め方、句読点の書き方にも決まりがあります。
詳しくは、読書感想文の原稿用紙の書き方をご覧ください。
保護者はどこまで手伝ってもよいですか?
保護者は、「どの場面が気になった?」「そのとき、どう思った?」「なぜそう思ったの?」と質問し、子どもの答えを整理するところまで手伝えます。
子どもが答えた言葉を保護者がメモし、あとから本人と一緒に使う内容を選ぶ方法もあります。
ただし、保護者が感想を考えたり、大人らしい表現へすべて書き換えたりすると、本人の読書感想文ではなくなってしまいます。

話した内容を勝手に言い換えず、できるだけ本人の言葉を残しましょう。
800字・1200字・2000字でも同じテンプレートを使えますか?
指定された文字数が違っても、同じテンプレートを使えます。
文字数に合わせてあらすじを増やすのではなく、「なぜそう思ったのか」「自分ならどうするか」「読む前後で考えがどう変わったか」を詳しくしてください。
短い読書感想文では中心となる場面を一つに絞り、長い読書感想文では理由や比較を掘り下げます。
具体的な文字数配分は、読書感想文の構成と書き方で確認できます。
まとめ|無料PDFで読書感想文の材料を集めよう
読書感想文テンプレートは、完成した文章を写すためのものではありません。
心に残った場面や自分の考えを見つけ、文章にするための下書き用シートです。
初めて書く場合は、基本版テンプレートを使って、次の4つへ短い言葉で答えてみてください。
- その本を選んだ理由
- 心に残った場面
- その場面から考えたこと
- 読んだあとの変化
答えを書き出したら、特に伝えたい内容を選び、構成に沿って文章へ直します。
すべての空欄を埋めようとせず、答えやすい質問から始めましょう。
文章の最初で迷った場合は、読書感想文の最初の一行と書き出し例を参考にできます。
最後のまとめ方が決まらない場合は、読書感想文の終わりの書き方をご覧ください。

短い言葉でも、自分で感じたことなら読書感想文の大切な材料になります。まずは一つだけでも、心に残ったことを書き出してみてくださいね。


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